【本】不機嫌な長男・長女、無責任な末っ子たち
五百田達成さんの「不機嫌な長男・長女、無責任な末っ子たち」を読んだ。
最近、血液型や兄弟、星座の、性格の傾向・特徴を調べるのにはまっている。
自分の性格の傾向や、気になる人の性格の傾向と対策を考えるためだ(笑)
youtubeで動画を何度も見てしまうので、思い切って有名そうな本を買って読んでみた。
この本では、人の性格は兄弟関係で影響を受けて形成されるとしている。
兄弟構成中の個々人の位置を4つの系統に分けている。
長子、末っ子、長子と末っ子以外の中間子、一人っ子の4つだ。
その4系統によって大まかに性格が決まってくる、というのがこの本の主張だ。
※あくまで、傾向としてはこのようになるよ、という内容。
この本に書かれていた各系統の性格の傾向が、自分の周りの人たちに当てはまるかなーと考えてみたのだが、
やはりなんとなく当てはまる人が多い気がした。
特に、長子と末っ子は当てはまる人が多いと思った。
先日BBQをしたときのこと。
長子は積極的に火おこししたり、準備の指示出ししたり、肉を焼いたり、タイムスケジュールを気にしていたり、こっそりかたずけしていたりしていた。
責任感があるというか、BBQを進めるために尽力していたなーと思う。
一方で末っ子は、私指示待ちです~と言ったり、これ先に食べてていいよとポテチをあげたら、わーい!ありがとうございます~!と嬉しそうに食べてたりしていた。
無責任、とまでは言わないが、BBQを進める気は特に感じられなかった(笑)
ただ、長子はいやいやBBQを主導して進めていたわけではなく、
好きで主導している部分もあり、むしろ進めている自分に満足感すら感じているので、やらせていて良いのだが(笑)
お礼さえ忘れなければいろいろ動いてくれるので、企画している側としては、長子は助かる存在だ。
では逆に末っ子はいなくてよいのかというと、そんなことはない。
彼ら彼女らは楽しむ担当なのだ。
BBQを大いに楽しんでくれる人がいないと企画した側としても物足りない。
長子である俺としては、「ポテチ食べてないでできること探してほしいのに、これだから末っ子は…」と思いつつもかわいいなと思ったり、
楽しんでいる人がいて良かったと思ったりしていた。
ほかにも末っ子の長所や、中間子、一人っ子の性格の傾向や長所・短所についても書いてある。
周りの人に当てはめてみると楽しいので、読んでみてください。
また、この本には各系統別にこんな場合はこのように対応するとよいよ~という内容のひとこと対応マニュアルが書いてある。
例えば、長男に怒られたときは反省している感を出すことがポイントと書いてあった。
俺としても、誰かを叱ったとき、反省していないのが一番腹が立つと思う。
逆に、反省している雰囲気を出されると、しょうがないなーと思ってしまう。
ほかの項目も、なんとなく当てはまると思った。
また、末っ子はかまってほしいタイプなので、一人っ子とはあまり相性が良くないような記載もあった。
先日友達と旅行した際、帰りの飛行機を待つ空港で末っ子の友達と二人になったときに向こうがずーとケータイをいじっていたので、
俺と話したくないのかな?話かけない方がよいかなーと思って話しかけずにいたが、そのあとやや不機嫌だった。
しかし帰りの電車でまた二人になったので、相手が好きそうな話題を振ったところ、楽しそうにお話してくれた。
もしかすると、空港で二人になった後に少し不機嫌だった理由は、
暇だからケータイをいじってただけなので、かまってほしかったという理由だったのかもしれないな、と思った。
ただ、これは本人に確認していないので正しいか正しくないかはわからないが(笑)。
このように、各系統別の対応方法が書いてあるので、私としては参考になるなーと思った。
周りの友人に試してみるのも面白いかと思う。
ある程度実用性もあり、周りの人に試して楽しめる余地もある本書。
気になったら読んでみてください。